Facebook Badge

Sunday, June 26, 2011

生きるということは氣をだすこと (1)


“生きるというとこは氣をだすことである” 

私の恩師藤平光一先生の言葉です。

日本人で”氣”と言う言葉を知らない人はいないでしょうが、それでは ”一体氣ってなんですか”と問うと、はっきりこれが氣ですと答えられる人は少ない。意図的にはつかみどころがないからです。

一般的に”氣”と言うと、天気、大気、空気といった自然を指したもの、磁気、電気といった物理的なもの、陽気、陰気、元気といった人の気分を表したもの、活気、人気、俗気といった人々の繋がり状態をいったものや、妖気、邪気、殺気など忌み嫌うものまで、多種多様です。一見 ”氣”ということばや漢字がなにかイメージを固定化しているようにみえますが、アクセス次第ではいろいろと変化していくこの”氣”は、使いこなせると便利、だが説明するとなるとやっかいでもあります。

日本の古代では、眼にはみえなくても存在するもの、そしてそれを感じるための(蟻の)触角みたいなのを、”き”、”け“と発音したようです。ここで、注目したいのは、氣は発信から受信と一方方向に伝わるのでなく、両方同時に発信/受信した状態ということです。*此れについては、いつかまた新ためて述べたいと思います

さてここで、哲学的な難しいことは置いておき、まずはリラックス、そして氣をだしてみることをお奨めします。

リラックスの仕方はいろいろありますが、肝心なのは、一口でいうと心身統一であるかどうかです。意識と身体が一致している状態のリラックスだと氣が出る感じがよくわかります。*心身統一したリラックスの方法は後述します。

自分はきがでてるんだと考えるだけでも、そのきという感覚を使って、なにかと繋がる(氣になる)、そして繋がると同時に(その相手からの)きが入ってきて(氣に入る)、するとやがて好きになる (好氣)。そうなれば自分も相手もお互い反応し合って活氣よくなるという相乗効果が出てきます。

どうも最近、覇気とか元気がないな〜と感じたら、まずは、どうしたら氣がでるかを考えてみましょう。。。

(続く)

No comments:

Post a Comment

Followers